この記事では、ELECOMから発売されているアップルペンシル専用の交換ペン先、PWTIPAP02(視差改善モデル)を紹介します。
レビューの結論は、「純正より書きやすいから買って良かった!」です。
理由は、よりシャーペンに近い感覚で書けるからです。
例えば、Appleペンシルで字や絵を描いていて次のように思った事はありませんか?
- 狙った場所に書き込めない
- 細かい字を書きにくい
この記事で紹介するELECOMのPWTIPAP02(視差改善モデル)は、このような悩みを解決してくれます。

PWTIPAP02の写真・内容物
まずは写真でレビューしていきます。
ペン先2つの他には、説明書が同梱されています。

純正ペン先と比べると、細さが違うのが分かりますね。

イヤホンと大きさを比べてみました。
大体イヤーチップと同じくらいの大きさです。

ApplePencilに付けるとこのようになります。
pencilとペン先の間に隙間が出来ていますが、これは純正ペン先でも同じです。

ここまでざっと外観を紹介しました。
PWTIPAP02の詳細情報
JANCD | 4549550272919 |
対応機種 | Apple Pencil第1世代、第2世代 |
外形寸法 | ペン先:1mm |
材質 | 本体:ポリアセタール、ペン先:銅 |
セット内容 | 交換ペン先:2個、取扱説明書 |
なお、エレコムでは、iPadの画面保護の為に、液晶保護フィルムを使用することを推奨しています。
実際、私が使っている時も「カツカツ」とシャーペンに近い書き心地のため、フィルムが無ければiPadの画面に傷が付くと感じました。
ペン先を買おうとかんがえている人は、ペーパーライクフィルムやガラスフィルムもご検討下さい。私が使っているペーパライクフィルムは以下の商品です。

PWTIPAP02の良いところ
気になる所まで飛ばし読みして下さい。
それでは解説していきます。
普通のペンに近い感覚で書ける
PWTIPAP02は、「カリカリ」とした書き心地で、普通のペンに近い感覚で書けます。
なぜなら、ペン先が金属(銅)であり、なおかつ細いからです。
イメージは、iPadにクルトガで書込んでる感覚です
下の画像を見てもらえれば分かりますが、純正ペン先は、PWTIPAP02の2倍位太いです。 これでは、普通のペンの書き心地を再現することは難しいですよね。

このように、ペン先が細くて金属製であることによって、普通のペンに近い感覚で書くことが出来ます。
ペン先と画面の接地点が見やすい
PWTIPAP02は、純正ペン先や下位互換のPWTIPAP01と比べてスリムな形状をしているため、ペンとiPadの設置点が見えやすいです。
純正を使っていた時よりイメージとのずれがなかったり、細かい文字が書きやすいと感じることが多いです
下記画像で、実際に形状を見比べてみて下さい。
PWTIPAP02の方が丸みが無く、細いことが分かるかと思います。


このように、ペン先本体の形状がスリムであるため、狙い通りの場所に字や線を書くことが出来ます。
ペン先が銅製だから摩耗しにくい
特に、ペーパーライクフィルムを使っている人にとって良いところです。
ペーパーライクフィルムは表面がザラザラしていて、書き心地は良いですが、他のフィルム使用時と比べてペン先の摩耗が早くなってしまいます。
実際に私も、フィルムとの摩擦によって、純正ペン先が摩耗してしまい、中にある金属が見えてしまった経験があります…。
その点で言うと、エレコムのPWTIPAP02は金属(銅)で出来ているため、純正のペン先より頑丈です。

PWTIPAP02の気になるところ
それでは解説していきます。
ペンを傾けすぎるとズレる
PWTIPAP02は、ペンを傾けすぎるとイメージと結果にズレが生じます。
理由は、金属部分ではない所が反応してしまうからです。
下記画像を見て下さい。
ペン先の白い本体部分とiPadが接していることが分かるかと思います。
しかし、iPadには線をかけてしまうため、イメージと結果に差が出てしまいます。

この角度まで傾けて書くと、イメージと結果にずれが生じ、思った通りの場所に文字や線を書くことが出来ません。
ペン先を思いっきり傾けて書く人は、注意が必要です。
普通に書くだけであれば、あまり気にしなくても良いポイントです!
価格がやや高め
PWTIPAP02は、2個入りで税込み2,199円です。
これを高いと感じるかは人それぞれだと思います。
相対的な価格で言うと、PWTIPAP02の価格はやや高めです。
実際に、Amazonで「Appleペンシル ペン先」と調べるたら、1,000円位で3個以上入っている商品も見つけます。
安いペン先を求めている方は、別のペン先をご検討下さい。
ちなみに、私は以前安いペン先を購入して、最終的にはApple自体を交換という失敗をした経験があるので、高くても良い物を買おうと考えて購入しました!
総じて書きやすいペン先
以上の長所・短所をまとめると、
といった感じです。
iPadにペンで書き込むことが多ければ多いほど、細かいストレスを軽減できるというメリットを享受できるのでおすすめです。
逆に使用頻度がそこまで高くないなら値段に見合った活躍をしてくれるかは微妙なところになるかもしれません。
いずれにせよ、「買ったけど元の方が使い心地良かったな」とはならないような商品です。

Amazonレビューとエレコム公式Twitter
Amazonのレビューまとめ
https://www.amazon.co.jp/エレコム-視差改善モデル-接地点とのズレを軽減-環境配慮パッケージ-PWTIPAP02/dp/B0BLV4GMS1?th=1より
- イラストを描くなら純正よりも使いやすい
- 書きやすい
- タッチ感覚が変わる
- ペン先が折れてしまった
私も以前、ペン先を交換したことで、ApplePencilの中の軸が曲がってしまったことがあります。その際は、AppleCareに入っていたので、すぐに交換することが出来ました。
もしも、ペン先が折れてしまったり、軸が曲がってしまったりしたという場合は、参考にしてみてください。
エレコム公式Twitter引用
おわりに
以上、エレコムのAppleペンシル専用ペン先、PWTIPAP02(視差改善モデル)を紹介しました。
