この記事では、GoodNotes5のフラッシュカードの使い方と、学習セットとの違いを紹介します。
この記事を読むと、GoodNotes5をただのノートアプリとして使うだけでなく、英単語勉強などに使える暗記ツールとして利用することが出来ます。
受験生や追い詰められた大学生の方で、普段からGoodNotes5を使うという方はぜひ使ってみてください。
学習セットについては、以下の記事をご覧ください。

GoodNotes5のフラッシュカードとは
GoodNotes公式のHPを日本語訳・要約すると、次のように紹介されていました。
フラッシュカード機能は、復習に最適なツールです。
https://support.goodnotes.com/hc/en-us/articles/360001888175-Study-with-the-Flashcards-feature
復習感覚をGoodNotes5に任せることで、ユーザーは効率的に暗記学習をする事ができます。
より具体的に説明すると、ユーザーが質問と答えを作り、問題に答えることで、GoodNotes5が、忘れる頃合いを予測して復習間隔を提案してくれます。
そのため、ユーザーはGoodNotes5が提案した復習間隔に沿って学習をしていれば、効率的にインプットできます。
作り方と学習の方法は下の方で説明してあります。


GoodNotes5でフラッシュカードを作る方法
フラッシュカードのノートテンプレートを使う
まず、ページを追加する時に、フラッシュカードのノートテンプレートを選択します。
フラッシュカードのノートテンプレートは、基本のテンプレートの一番右にあります。
無い場合は、GoodNotes5が最新版かどうか確認してみてください。

次に、問題と答えを作ります。
問題はフラッシュカードのドキュメントの上半分に、答えは下半分書きましょう。
どちらも、3種類の方法で作ることが出来ます。
- 手書き
- テキスト入力
- 画像

GoodNotes5内のドキュメントを変換する
このやり方は、GoodNotes5で元はノートとして使っていたドキュメントをフラッシュカードに変換する方法です。
まず、普通にノートとして使っていたドキュメントを開いて、右上の「・・・」を押してください。

次に、「テンプレートを変更」を押して、フラッシュカードを選んでください。

すると、注意書きが出てきますが、気にせず進んで大丈夫です。
「変更内容を適用」を押した後は、フラッシュカードのノートテンプレートを使うの方で解説したとおりです。

GoodNotes5のフラッシュカードで学習する方法
通常時
まず、右上にある「・・・」を押してください。

次に、「フラッシュカードで学習」を選んでください。

あとは問題に答えて、難易度を選択するだけです。
この時の難易度の選択肢は、1回目のカードだと「もう一度・まあまあ、簡単」の3つだけですが、2回目以降のカードだと「もう一度・ちょっと難しい・まあまあ・簡単」の4つとなります。


学習状況をリセットしたい時
フラッシュカードは、復習間隔を提案してくれますが、この提案通りにできないこともあるでしょう。
例えば、久しぶりにフラッシュカードを使ったら、提案された日から経過していて、全然覚えていない時などです。
そのような時は学習状況をリセットする機能が使えます。
学習状況のリセットは、ノート内のフラッシュカード全部に対して行なわれます。
やり方は以下の通りです。
まず、カードの画面を開いて、右上にあるアイコンを押します。

次に、学習の進行状況をリセットを押します。

以上のステップで、学習状況をリセットできます。
フラッシュカードと学習セットの違い
GoodNotes5には、フラッシュカードと似た機能で学習セットという物があります。
学習セットについては、以下の記事で紹介しているので、興味がある方はご覧ください。

2つの機能の違いを以下の表にまとめてました。
学習セット | フラッシュカード | |
---|---|---|
問題の作り方 | 手書き 画像 テキスト入力 | 手書き 画像 テキスト入力 |
テンプレートの変換 | × | 〇 |
ファイルインポート | 〇 | × |
復習間隔の選択 | × | 〇 |
フラッシュカードでは、テンプレートをフラッシュカードに変換することで、暗記学習をできますが、学習セットでは、カードのテンプレートを変換することはできません。
しかし、学習セットは、ファイルインポートが出来るので、CSVファイルにまとめたものやAnkiのデッキなどをインポートして使うことが出来ます。
つまり、少量の問題ならフラッシュカードでも十分ですが、大量の問題を扱いたい時は学習セットの方が、効率的にカードを作れます。
また、フラッシュカードでは、4種類の難易度を選ぶことができましたが、学習セットでは2種類しか選べません。
結果的に、学習セットは、フラッシュカードよりも復習間隔の選択肢が少ないといえます。
おわりに
この記事では、GoodNote5のフラッシュカードについて解説しました。
ノートはGoodNote、暗記はAnkiのように、アプリの使い分けもいいですが、1つのアプリで出来るに越した事はないですよね。
普段から暗記をする機会が多くて、興味がわいた方はぜひ使ってみてください。