この記事では、Notionのデータベーステンプレートの使い方を紹介します。
以下のリンクが公式の紹介ページです。
こちらも参考にしてみてください。
https://www.notion.so/ja-jp/help/database-templates
さて、「データベーステンプレート?テンプレートと何が違うの?」となっている方はいませんか?
データベーステンプレートは、ページをテンプレート化し、データベース内に簡単に複製するための機能のことです。

この記事を読むと、データベーステンプレートの使い方が分かり、Notionをもっと使いこなせるようになります!
ぜひ最後まで読んでいってください。
テンプレートやテンプレートボタンとの違い
語句の違い
Notionには、「テンプレート」「テンプレートボタン」「データベーステンプレート」という3つのテンプレート関連の語句があります。
「3つで何が違うの」となりませんか?
そこで、データベーステンプレートの紹介に入る前に、それぞれの違いについて説明しておきます。
まず、テンプレートとは、公式が作ったページや、インフルエンサーが複製可能にして配布しているページの事です。
私も、大学生向けに大学の時間割や課題を管理するテンプレートを作っています。
ぜひ、上のリンクから複製して使ってみてください!
さて、公式が作るテンプレートは、下の画像の様な新規ページを作るときに表示されます。

学生も社会人も使えるようなテンプレートが数多くあるので、こちらもぜひ試してみてください。

次に、テンプレートボタンについてです。
テンプレートボタンは、「ボタンを押すとブロックが複製される機能」を持つボタンの事です。
下の画像のように、ボタンにブロックをセットすることで、セットしたブロックを複製してくれるボタンが作成されます。
もちろんデータベースやページもテンプレートボタンにセットできます!

最後に、データベーステンプレートについてです。
データベーステンプレートは、1つのデータベース内でのみ使えるテンプレートの事です。
データベースで新しいページを追加するとき、何も設定していなければ、空白のページしか出てきません。
そのため、ページを追加する度にフォーマットを作る作業が生まれてしまいます。
もし、使用頻度が高いデータベースなら、ページをデータベーステンプレートとして設定しておくことで、1回ごとの手間を省くことが出来ます。
具体的な使用法については、後半のデータベーステンプレートの使い方で解説していきます。
それぞれの特徴
「テンプレート」「テンプレートボタン」「データベーステンプレート」の違いを表にまとめてみました。
特徴 | テンプレート | テンプレートボタン | データベーステンプレート |
---|---|---|---|
どこでも使えるか | ○ | ○ | × |
テンプレートを編集できるか | × | ○ | ○ |
save to notionで指定できるか | × | × | ○ |
まず、データベーステンプレートはデータベース内のページでしか使えません。
他の2つは、データベース外でも、どのページでも使えます。
次に、データベーステンプレートは、後から編集できます。
編集の仕方については、データベーステンプレートを編集するからどうぞ。
最後に、save to notionで指定できるかどうかについてです。
save to notion とは、webページをNotionのデータベースに保存できる拡張機能のことです。
この拡張機能は、データベースに保存するだけで無く、データベーステンプレートを指定して保存できます。

上の表で、save to notionで指定出来るのが、データベーステンプレートだけというのは、 この「Template」の対象がテンプレートやテンプレートボタンでは無く、データベーステンプレートであるという事です。

save to notionは非常に便利な拡張機能なので、ぜひ使ってみてください!
詳しく知りたい方は上の記事を読んでいってください。
データベーステンプレートの使い方
データベーステンプレートを新しく作る
データベーステンプレートを新しく作る方法は、2つあります。
まず、1つ目は、誘導に乗ることです。
データベースから、新しいページを開くと、下の画像の様になります。

この時、「テンプレートを作成してください」のリンクを押すと、新しくデータベーステンプレートを作ることが出来ます。
リンクを押した結果、下の画像の様な編集画面が出てきます。
編集が終わったら、左上の「戻る」をクリックすると、テンプレートが保存されます。

2つ目は、データベース右上の「新規」から作ることです。
「新規」をクリックして、「新規テンプレート」をクリックすると、上で説明した編集画面が出てきます。
後の流れは同じなので、省略します。

データベーステンプレートを編集する
テンプレートを編集するときも、データベース右上の「新規」をクリックします。

次に、テンプレート一覧が出てくるので、右にある「・・・」をクリックしましょう。

最後に、「編集」をクリックすると、編集画面に移動します。

編集が終わったら、左上の「戻る」をクリックすると、変更が保存されます。
これでデータベーステンプレートの編集は完了です!
データベーステンプレートを使う
データベーステンプレートは、それぞれの特徴で説明した通り、データベース内のみ使用できます。
そのため、まずはデータベースを開きます。

次に、データベースで新規ページを開きます。

最後に、データベーステンプレートから、選ぶと完了です。

もし、ページを開いたときに、デフォルトでデータベーステンプレートが現れるようにしたいという時は、編集すればできます。
先程、データベーステンプレートを編集する の最後で「編集」を選びましたが、「デフォルトに保存」をクリックするとできます。
使用例
ニュース
私は、よくニュースを見て、notionに保存します。
その流れで何かコメントを書き足したくなるので、見出しや区切り線を追加する作業が生まれます。
この一手間を省略するためにデータベーステンプレートがとても有効でした。

ちなみに、Webで見た記事をNotionに保存するときは、拡張機能を使うのがおすすめです。
拡張機能には、以下の2つの種類があります。
- Notion web clipper
- Save to notion
スマホなら前者で、パソコンなら後者を使うことが多いです。
詳しくは別記事をご覧ください。


記事テンプレート
私は、このブログで記事を書くとき、Notionで下書きを書いてから、ワードプレスで本書きをしています。
そのため、どの記事にも共通している部分をテンプレートにしています。
下の画像のように、「導入」や「おわりに」は分かりやすいのではないでしょうか? どの記事でも、「おはよう」と「さようなら」の挨拶をしているような物です。

このように、データベースで頻繁に使うフォーマットは、データベーステンプレートにしておくと便利なので、ぜひやってみてください。
おわりに
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
データベーステンプレートの使い方が分かりましたか?
頻繁に使う物は、テンプレートにして省力化しましょう!
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