「iPadを買って資格勉強に使おうと思ったものの、どんなアプリを使えば良いかわからない❗」
「もっと便利なアプリを使って資格勉強をしたい…」
という悩みは多くの人が抱えているものだと思います。
そこでこの記事ではiPadを使った資格勉強に使えるアプリを紹介していきます。
- 国立大学に通っているブロガー
- 高3の自由登校時(3週間)で簿記3級取得
- 現在、中小企業診断士の資格勉強をしている
資格勉強の流れ
アプリの紹介をする前に、私なりの資格勉強の流れをまとめたいと思います。
そして、どの段階でどのアプリを使うのかを紹介します。
下の方でアプリの紹介と具体的な使い方の解説をしているので、それだけを見たい人はこちらをどうぞ。
という訳で勉強の流れについてです。
多くの人が以下のような流れで勉強するのではないでしょうか。
- 勉強を開始(習慣化)する
- インプット
- アウトプット
まず勉強を開始して習慣化する必要があります。
この段階で必要なのは、習慣化系・時間計測系・タスク管理系のアプリです。
この記事ではそれぞれ「継続」「集中」「notion」を紹介しています。
次にインプットです。
教科書を読むだけでは覚えられない事が多いので、ノート系のアプリが必要です。
インプット系のアプリとして紹介するのは「GoodNotes5」「コンセプト」です。
最後にアウトプットです。
覚えた内容を外に出すことで、さらに記憶に定着させていきます。
アウトプット系のアプリとして紹介するのは「Anki」です。
勉強を習慣化するまで
まずは習慣化するために使うアプリを紹介していきます。
下の記事で継続と集中について詳しく書いています。
本文を読んで気になった方はこちらも読んでみてください!

継続する技術
このアプリは、一言で言うと習慣化の手助けをするアプリです。
習慣の手助けという1点においてこれ以上のものはありません。
使い方は簡単。
目標を設定して、1日に1回目標の行動をしたら画面をタップ。
以上です。
1分程度で使い始めることができ、以降も難しい操作が無いため気軽に使うことができます。
どんな感じか知りたい人は以下の動画をご覧ください。
目標は、30回でワンセットとなります。
1日1回ですから、およそ1ヶ月でワンセットということですね。
30回達成するか、2日連続でできなかった時に次の習慣化を設定できるようになります。
一気に何個も習慣化すると全部失敗する可能性が高まるため、一つ一つ着実に習慣化させていくという点でこのアプリはとても優れています。
普段あまり勉強をしていない人は、まずこのアプリを使って参考書を開くことを習慣にすることから初めてみるのが良いのではないでしょうか。
アプリについて気になる方は下のリンクからどうぞ!
「継続する技術|ダイエット・筋トレ・何でも習慣化」をApp Storeで
集中
集中とは、端的に言うと、ただのタイマーアプリです。
しかし、痒いところに手が届くようなアプリとなっています。

時間を設定してタイマーとして使うという点では普通のタイマーアプリなのですが、終わった後に下のような面白いコメントが貰えて、休み時間を設定することができます。
ポモドーロ・テクニックを使って勉強や作業をする人はとても使える機能ではないでしょうか。
集中的な作業セッションと休憩を交互に繰り返すことにより、簡単に時間が管理できる方法のこと

また、以下のように期間ごとの計測時間を記録したり、1000時間チャレンジを記録したりすることができます。
1000時間チャレンジとは「1000時間、一つのことに取り組めば必ずや飛躍的な成長がもたらされるだろう」という制作者の考えに基づいて作られた機能で、その名の通り1000時間記録してくれます。


期間ごとの実績が見れることで「こんなに頑張ったんだ!偉い!」となり、1000時間チャレンジがあることで「1000時間まであとこのくらいか。もっと頑張って早く達成するぞ!」となります。
勉強のモチベーションを維持するのが苦手という人は、1000時間から時間を削っていくゲームをする感覚で使ってみるとモチベーションが維持しやすくなるかもしれません。
休憩時間もタイマーで時間を測りたい人や、自分がどれだけ勉強したかをみることで頑張れる人、1000時間という目標を使ってモチベーションを上げれる人におすすめのアプリです。
Notion
タスク管理や目標の管理に
notionは本来はメモアプリですが、多機能ゆえにタスク管理にも使うことができます。
通常のタスク管理アプリでも良いのですが、notionを使うことでタスク管理だけでなく、目標の管理や設定したタスクに関するメモを残すなどができます。
例えば、簿記のテキストを読み、対応する問題を解くことが今日のタスクだとします。
通常のタスク管理アプリを使っている場合「簿記のテキストを読む。問題を解く。→終了後チェックを入れる」しかできません。
しかし、notionで管理すると「簿記のテキストを読む。問題を解く→終了後入れる→その課題の量や勉強して気づいたことなどの反省を書き込む」という一連の流れを一つのアプリで行うことができます。
また、1日単位での目標設定とは別に、「3ヶ月後までにこれ。半年後までにこれ。」という長期的な目標を管理するページを作ることもできます。
以上のように、一つのアプリで「長期目標、短期目標、その日のタスク設定/振り返り」全てを管理できるnotionを使って資格勉強の管理をすることを私は推奨しています。
ここからは具体的な使い方を動画交えて解説します。
このように、緊急度をステータスごとに表示し、勉強の分類が出来ます。
終わった田数句や緊急度が高くなったタスクは、ドラック&ドロップするだけで任意のステータスに移動できます。
ビューを切り替えると、ボードからカレンダーに変更出来ます。
これにより、期限を意識して取り組むことが出来るようになります。
例えば、複数のタスクの期限が詰まっているのか、余裕があるのか確認したり、全体の流れを確認したりしたい時に、非常に便利です。
タスク管理とカレンダーでの予定把握を一つで出来るアプリは多くないため、その点でも、Notionを使うのはアリだと思います。
このようなタスク管理をしたい人向けに、下の記事では、テンプレを使った超簡単なタスク管理法を紹介しています。

さらに、大学生なら大学のメールアドレスを使ってログインするだけで、プロ版を無料で使うことが出来ます!
プロ版を使うと、ゲストの招待が無制限になったり、ワークスペースに参加出来るようになったりします。 詳しくは下の記事で解説しています。
https://myokihissa.com/3856/大学の勉強管理にも
少しズレますが、資格勉強に限らず、大学の勉強も管理したいと思いませんか?
そんな方にもNotionはオススメです。
しかし、自分でページを作るのは難易度が高く、やる気が出ませんよね。
というわけで、私がテンプレートを作りました!
下の画像は実際のテンプレートのページです。



「あのレポートいつまでだっけ?」となった経験は誰もがありますよね!
もしかしたら、レポートを出し忘れて単位を落とした方も、、、おっとそれは私でしたw
Notionを使って大学の講義や課題の管理をしていれば、このような残念なイベントを防ぐことが出来ます。
下の記事では、絶対に単位を落としたくない大学生が作ったノーションの勉強管理シートを紹介とテンプレ配布をしています。

インプット
GoodNotes5
iPadのノートアプリの中で最も有名なものなので、知らない人は少ないと思いますが、
一応紹介します。
GoodNotesは980円で買い切りのノートアプリです。
「え?有料?」と思った方もいるかもしれませんが、正直これは必要経費です。
月額ではなく買い切りなので財布に優しいですし、ノートアプリの中でトップクラスに使いやすいです。
iPadでノートアプリを使うならとりあえずこのアプリを選んでおけば良いと思います。
ノートアプリなので使い道は問題を解くでも、参考書をまとめるでもなんでも大丈夫です。
具体的な設定方法や、機能の紹介は以下のページで紹介しているのでGoodNotesをダウンロードしたら見てみてください。

コンセプト
もう一つノートアプリとして紹介するのがコンセプトです。
コンセプトは本来、絵を書くためのアプリですが、勉強に使うこともできます。
GoodNotesとかのノートアプリじゃダメなの?と思う人も多いと思いますが、ノートアプリにも苦手なことはあります。
それは、大きな紙に書くような勉強です。
ノートアプリはノートの端があり、それ以上の幅には書き込むことができません。
しかし、コンセプトには画面の端がなく、どこまでも書き込むことができます。
この特徴を活かして、全体を一面にまとめるなどの勉強に使うことができます。
全体像をまとめたり、関連事項を書き出したりするなど、書き込むためのスペースがたくさん必要な勉強の仕方をする時にはノートアプリよりコンセプトの方が使いやすいことがあります。
ただ、勉強のために作られている訳では無いため、慣れるまで少し時間が必要です。
コンセプトを勉強に使う方法をまとめた記事があるため、使ってみようと思った人は見てみてください。

アウトプット
Anki
Ankiは一言で言うと、「自分で一問一答を作って解くアプリ」です
Ankiの使い方
- デッキを追加する
- カードを追加する
- 問題を解く
- 理解度に応じて復習期間を振り分ける
デッキとカードに付いて補足します。
まず、デッキとは問題集の事です。
私は下の画像の様に、単元ごとに問題集を作っています。
階層ごとにまとめられるので、綺麗に整理出来るのもAnkiの良い所です。

次に、カードは問題1つ1つの事を指します。
このカードの集合がデッキです。

問題を解いたら、画面をタップして答えを表示します。
そして、理解度に応じて復習期間を選択します。

Ankiの効果
上の4ステップを踏むことで、2つのアウトプット効果があります。
まず、自分でカードを作ることで、頭の中でまとめて言葉にするという効果が得られます。
問題を作る過程で要点をまとめるような作業をしなければならないため、その作業がアウトプットになり記憶の定着に繋がります。

次は、忘却曲線に従った復習で記憶に定着させる効果です。
Ankiは、自分が選択した復習期間に応じて問題を出してくれます。
そのため、自分がちょうど忘れそうな時に再び問題が出てくるように設定されます。
このように、1つのアプリ2回アウトプットが出来るので、Ankiは記憶の定着にオススメのアプリです。
おわりに
資格勉強は自分との戦いですよね。
アプリを使って少しでも楽しく、そして効率的に勉強出来れば最高じゃないですか?
私は、ただひたすら机に向かうよりもアプリを使いたい派ですw
また、Twitterで日々の勉強のつぶやきや、記事で使うためのアンケートをしています。
一緒に資格合格目指して見ませんか??
まっし /masshi (@masshi_bgdmr) / Twitter
このサイトでは、主に勉強系の記事やガジェット系の記事を投稿しています。
気になる方は別の記事もどうぞ!