今回はおすすめのスタンディングデスクを紹介したいと思います。
座っての作業よりも身体に良く、作業中に眠くなりづらいスタンディングデスク。
そんなスタンディングデスクを使ってみたいけど、正直どれが良いのかわからない。
そう思われてる方が多くいます。
そこで今回は、2つのタイプのスタンディングデスクを紹介します。
それぞれの使用者による徹底解説となります。
時間があまりない方はデスクの比較をご覧ください。
お時間いただけるのであれば続きをご覧になってください。
では、どうぞ…
- 新大学生さん
- 社会人でデスクワークが多い方
- スタンディングデスクに興味がある方
大学生がスタンディングデスクを使うメリット
みんなは普段どんなデスクを使っているの?
多くの方は小中学校、高校を通して慣れ親しんだデスクを使っているのではないでしょうか? あるいは、ローテーブルとか。
それらと比べると、スタンディングデスクを使ってる方は少ないように思います。
しかし、スタンディングデスクには、多くのメリットがあるのです。
そこで、いくつか例を挙げてみます。
- 腰や背中への負担が軽減される
- 健康になれる
- 寝落ちを防止できる
- 太りにくくなる
腰や背中への負担が軽減される
まず、腰や背中への負担が軽減されることが挙げられます。
学校の授業でずっと座っていると、体が痛くなってきますよね。
これはずっと同じ体勢でいることが原因です。
そこでスタンディングデスクを使って、立ったり座ったりして姿勢を変えながら生活することで、腰や背中への負担を軽減することができます。
健康になれる
健康面でもプラスの影響があります。
長時間座っていると健康に悪影響が及びます。
血流が悪くなり、代謝機能が低下するのです。
しかし、スタンディングデスクを使うことで、この問題も解決することができます!
ずっと座っていることが血流の悪化につながるのであれば、定期的に立ちながら作業したり授業を受けたりすることで、ある程度の改善が見込めます。
寝落ちを防止できる
多くの学生なら経験したことがあるであろう、昼食後の眠気。
奴らを撲滅するのにもスタンディングデスクが一役買ってくれるのです!
立ってても寝ちゃうくらい疲れてるならそれはもう無理せず寝るべきです笑
太りにくくなる
大学生になると部活をやらなくなる人も多いと思います。
するとなんということでしょう。
高校までは特に気にしたことがないお腹周りの贅肉が気になってくるではありませんか!
という人が多いとよく聞きます。
おそらく大学生になってからの、生活リズムや食生活の乱れが主な原因です。
消費カロリーを増やせばある程度対策できるのですが…
今までほぼ運動してなかったのに、いきなり運動するのはなかなか難しいと思います。
そこで、スタンディングデスクの出番です!
座っていた時間の一部を立つ時間に変えることで、足の筋肉を今までよりも使うことになり、消費カロリーを増やすことができます。
一人暮らしを始める大学生へ
新一年生の方、あるいはこれから一人暮らしを始めようとしている方。
出費が痛いし、デスクは安いのでいいや…
そう考えている方が多いのではないでしょうか?
ここで一度立ち止まって考えてほしいのです。
確かに、高校の時よりは勉強の時間が減るかもしれません。
しかし、それでも減るだけであって絶対しないわけではないのです。
勿論、勉強だけではありません。
そのほかの作業や、このご時世ですと、オンライン講義なんてのも現実的な話です。
デスクを安物で済ませてしまっても良いのでしょうか?
新1年の方なら、短くても4年。
あるいはそれから先も長く使い続ける可能性がある物です。
良いデスクを選んで、新たな大学生生活を送りましょう!!
デスクの比較
今回おすすめするデスクは以下の2つです。


比較表も作ってみました。
回転式スタンディングデスク | 電動昇降式デスク | |
値段 | 約1万5000円 | 約3万円 |
高さ | 天板込みで72.5cmと101cmと 72.5 天板は厚さ2.5センチ | 71〜121cm(天板抜き) 付属の天板は厚さ約2.5センチ |
組み立てやすさ | 1人で組み立てておよそ40分 2人推奨 | 1人だとだいぶきつい 男子2人で3時間くらい |
メリット | ・スタンディングとノーマルを使い分けれる ・作業スペースが広い ・低いデスクが回転式となっている | ・高さを変えれる ・高さを登録できる ・作業スペースが広い ・天板をアレンジできる |
デメリット | ・高さが決められている ・キャスターで床に傷がつく可能性 | ・お値段が高め ・組み立てが大変 |
こんなに方におすすめ | 初めてスタンディングデスクを買おうと考えてる方 | ガッツリスタンディングデスクを使いたい方 |
ここから、詳しく解説していきます。
回転式スタンディングデスク

組み立てやすさ
1人でも十分に組み立てることができます。
組み立て方が書かれた説明書を見ながら、付属の六角ネジと六角レンチで組み立てます。
大学生男性痩せ型の僕が組み立てておよそ30~45分ほどで組み立て作業が終わりました。 女性の方ならば2人いた方が良いかと思います。
注意点として、普通のデスクと違い天板が2枚あるため、梱包されている箱が重いです。
加えて、作業時はかなりのスペースを使うということを頭の片隅においた方が良いと思います。
メリット
スタンディングとノーマルを使い分けれる
最大のメリットは、立つ×座るを組み合わせたデスクという点です。
スタンディングデスクと聞くと、ずっと立ちっぱなしになるのか?という疑問が出てきてもおかしくありません。
勿論そんなことはなく、立っての作業と座っての作業を交互にすれば良いのです。
しかし、スタンディングデスクを買う際に高さを調整できない物を買ってしまうと、延々と立ちっぱなしの作業になってしまいます。
ずっと立ちっぱなしはどう考えても辛いですよね。
それが原因でスタンディングの使用をやめてしまう人もいます。
それは勿体無くないですか?
そのため、スタンディングデスクを買うのであれば絶対に立っても座っても使えるものにするべきです。
そしてこの回転式スタンディングデスクはスタンディングデスクと通常のデスクが合体しています。
立っているのに疲れたなと思った時は座って作業を、逆にずっと座っているなと思ったら立って作業をする。
この動作がスムーズにできるデスクとなっています。
作業スペースが広い
また、一見すると上記のような使い方だけのように思われますが、デスクが2つ分あると考えると、作業スペースが2倍であることは想像に難くありません。
使っていない机の方に資料や道具を置いておくことで、机を広々使いながらも道具は取り出しやすいという状況にできます。
低いデスクが回転式となっている
加えて、低いデスクの足全てにストッパー付きのキャスターが付いています。
これによって高いデスクとの接合部分が回転でき、配置にある程度の融通が効く設計となっています。
ガッツリ作業をする時はL字の配置にして、座って書き仕事、立ってパソコン作業。
軽く使う時や使わない時はコンパクトになるよう折りたたんで、邪魔にならないようにする。
このように使うタイミングや気分、部屋の雰囲気に合わせて形を変えれます。

デメリット
高さが決まっている
デメリットとして挙げられるのは、高さが既に決まっているというところです。
低いデスクは椅子で高さを合わせることができますが、高いデスクではそう上手くはいきません。
そのため背が高い、あるいは低い人はちょうど良い高さにならず、上手く使えない恐れもあります。
そこで以下のサイトの出番です。
これらのサイトで自分の身長を入れていただくとスタンディングデスクの目安の高さが測定できます(FlexiSpotさんはスタンディングデスクなどを開発・販売している会社です)。
ちなみに僕の身長がおよそ172センチで当てはめてみると…

このような結果になります。
今回紹介したデスクの高さが101センチのためベストマッチではなさそうですね。
ただ、腕の角度が90度より小さくならないければ大丈夫のため、この程度のずれなら気にしなくても大丈夫そうでした。
キャスターで傷がつく可能性がある
その他、若干気になる点として、フローリングの場合、キャスターで動かす際に床に傷ができる可能性があります。
僕はカーペットを敷いていて床の保護をしていますが、そうでない方はスタンディングデスクとは別にカーペットを購入したり、傷がついても大丈夫な場所に設置するなど工夫した方が良いでしょう。

電動式スタンディングデスク

組み立てやすさ
組み立て作業がそんなに得意じゃない僕からすると、正直1人で組み立てるのはしんどすぎると思いました。
特に足をひっくり返す時とか、天板をつけてからひっくり返す時は1人だと無理だと思いました
できないことはないだろうけど、丸一日とスタミナが犠牲になると思われます。
目安の時間は、僕、友達の大学生男子2人で組み立てて3時間とちょっとかかりました。
事前に用意しておくべきものは電動ドライバーだけ。
一部ネジを入れる場所に穴がないため、電動ドライバーは必須アイテムです。
それから、シンプルに電動ドライバーのあるなしで作業効率がケタ違いになります。
持っていないなら事前に買っておく、あるいは友人・知人から借りておくと良いでしょう。
ちなみに、ネジについては付属されているので準備しなくて大丈夫です。

デザインがかっこよく、性能面でも見劣りしない(僕が欲しいだけの)電動ドライバーのリンクを貼っておきます。
ガジェットが好きな人やシンプルなアイテムが好きな人におすすめです。
メリット
電動で高さを変えられる
これを使う前に手動で高さを変えるタイプのスタンディングデスクを使っていました。
しかし、正直高さを変えるのが面倒すぎてずっと同じ高さで使っていたというのが事実です。
立ってしか使えないスタンディングデスクはキツすぎる…
立ちたい時と座りたい時にすぐに高さを変えれるのが、特に良いところです。
先にも述べているように、スタンディングデスクだからと言って、ずっと立ってなきゃいけないわけでありません。
ずっと座っていると眠くなって作業が進まなくなったり、健康に悪影響があったりします。
そういう時に体勢を変えて作業するための高さ調節機能です。
ボタン一つで簡単に調節できるので、立ちたいなーと思った次の瞬間には立ちながらの作業に移行できます。
加えて、座っている時や立っている時にもう少し高めに、もう少し低めになど調整できるのも良いポイントです。
座って楽な体勢用、座って姿勢良くする用、立って楽な体勢用、立って姿勢良くする用など、自分にあった高さで作業できます。
高さを登録できる
高さを変えられるだけだと毎回適切な高さに自力で調整しなければならず、とても面倒です。
ですから、最初に適切な高さを番号に割り振って、あとはその番号を押すだけで高さを調節してくれます。
頻繁に座る立つを変える人は特に重宝する機能だと思います。
作業スペースが広い
僕が使っている120×60の天板は、作業スペースが広くてとても使いやすいです。
モニターアームを活用すると奥の方まで使える様になります。

iPadminiとMacBook Airと本2冊を横に並べても余裕があるくらいに広いです。
奥行きもキーボードとノートパソコンとMac miniを縦に並べれるくらいあるため、結構なものを置けると思います。
基本的に作業スペースは広ければ広いだけ良いと思うので、この広さはとても嬉しいですね。
やろうと思えばモニターを3枚並べれる広さです笑
天板をアレンジできる
より広い作業スペースが欲しかったり、色を好きな様に変えたかったりする場合は、ホームセンターなどで自分の好きな天板を買ってきて作ることもできます。
ものを作るのが好きな人や得意な人は最初から天板無しで買って自分で作るのもありです。

デメリット
お値段が高め
個人差があると思いますが、机に3万円は厳しいなって人も多いと思います。
僕は、机は一度買ったら長期間使えることや、時勢的に机の使用時間が長くなることを考えたらこの値段でも買う価値があると判断しました。
とはいえ3万円が高いことは事実なので、全員に「絶対買うべき!」とは言えません。
上の考え方に共感できて買うだけの予算もある人は、買っても後悔はしないと思いますとだけ。
組み立てが大変
組み立てやすさのところでも述べましたが、組み立てが結構大変です。
対策として、一人暮らし開始時に買うのであれば親に手伝ってもらう、すでに一人暮らしをしているのであれば、友人に手伝ってもらうなどすることをおすすめします。
組み立てることが得意な方なら1人でも大丈夫かもしれませんが、そうでもない方や苦手な方は助けてもらいましょう。
電動ドライバーは絶対忘れない様に!

合わせて買いたい

スタンディングデスクを使い始めると、立って作業するのが意外と疲れることに気づきます。
長時間立っていると足の裏や膝腰が痛くなってきます。
そして、足腰が痛くなると立つ気が失せます笑
せっかくスタンディングデスクを買ったのに立つのが嫌になるのはもったいないですよね。
そこで、この疲労軽減マットを使うことをおすすめします。
僕は普段家にいる間ずっと立って作業をしているため、どうしても夜になると足腰が痛くなっていました。
しかし、このマットを買ってからは疲労感が3割〜5割くらい減って、とても快適に作業できるようになりました。
スタンディングデスクを買って健康などのために少しでも長く立って作業したいという人には、疲労軽減マットを買うことをおすすめします。
僕はいい椅子を買ってずっと座っているよりも、ある程度の椅子とこのマットを使って立ったり座ったりしてる方が体に良いと考えているので、本当におすすめです。

終わり
デスクワークが非常に多い近年、椅子や、デスク周りを整えるのも一つの策でしょう。
ですが、ここで思い切ってスタンディングデスクを買ってみるというのも手です。
立つという一見単純な動作でも、今後の生活を驚くほど変えてくれます。
ぜひこれを機に購入を検討してみてください。