どうもかふぇごーすとです。
2021年、いつの間にか終わってましたね。
というわけで今回は2021年に読んでよかった本を紹介したいと思います。
のべ110数冊の中から選ばれたのは一体どんな本なのでしょうかー!
注意:商品リンクから買う場合は電子か紙かご確認の上お買い求めください
実用書
- お金の超基本
- お金の大学
- 筋トレが最強のソリューションである
- はかどる神iPad
お金の超基本

というわけで、今年読んでよかった本1冊目は『お金の超基本』です。
この本は、お金に関して基本的なことを1から説明してくれます。
「お金とは」「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」それぞれの見出しで、基本から解説してくれました。
僕が読んで特に勉強になったと感じるのは「納める」と「増やす」の項目です。
学校の授業では具体的な税金の種類や計算方法、申告の仕組みなどは教えてくれませんでした。
しかしこれらの知識は社会に出てからは必須の知識ですし、大学生でもバイトなどでお金を稼ぐ場合はあった方が知識です。
そのため、学生のうちに読めてよかったと思います。
また、「増やす」の項目では、投資の種類や投資にかかる税金、投資の方法ごとのリスク/リターンなどが解説されていて、投資に関する知識の土台を作ることができました。
そして、投資については同シリーズで『投資の超基本』という本があるため、次はそっちを読む予定です。

個人的に『お金の超基本』は、全ての大学生が読んで損しない内容だと思っています。
また、就職前の高校生や、税金とかあんまわからーん!という社会人にも是非読んでもらいたい一冊でした。

お金の大学

読んでよかった本2冊目は『お金の大学』です。
『お金の超基本』と方向性は一緒の本です。
ただ、『お金の大学』は「お金を貯める」ことに重点をおいています。
特に勉強になったと感じたのは、保険に加入する際の考え方と、将来金銭的に困らないようにするための投資の仕方の二つです。
ある事柄に対して、貯金で備えるべきか保険で備えるべきかを考えるための基準や、保険に加入するならどのレベルの補償のものにするのかなど、生きていく上で避けては通れない問題を、自分で考えて乗り越えるための知識を得ることができました。
何も考えず適当なものに入ってもいいとは思いますが、自力で考えて加入した方がお金を無駄にせず住みそうな気がしませんか?笑
また、投資については、『お金の超基本』には書かれていないことも書かれていてとても勉強になりました。
特に投資をした後の、「インデックス投資の取り崩し方法」が面白かったです。
取り崩しても増えていく状況を作れるという投資の強みを知れたのはよかったと思います。
投資や将来の資産に興味を持った人が最初に読む本として、最高の一冊でした。
筋トレが最強のソリューションである

3冊目は『筋トレが最強のソリューションである』です。
この本を選んだ理由はただ一つ!筋トレをするモチベーションを得れることです!
この本には、筋トレをするメリット、筋トレをして生活が変わった人の体験談などが書かれています。
それを読むことで、「毎日少しずつでも筋トレするかー」という気分になることができます。
おかげさまで、週に5日は筋トレをできるようになりました。
余談ですが、この本を読む際は、一気に読まずに少しずつ読むことをお勧めします。
なぜなら、一気に読むとその瞬間はモチベーションが上がりますが、しばらくすると冷めてしまうからです。
1日1項目とか、週に何ページとかを決めて、少しずつ読んでいくことで筋トレを習慣化する支えになります。
習慣になってしまえばあとは体が勝手にやってくれますが、そこに至るまでが一番大変ですよね?
その期間にこの本を読んで、外部からモチベーションを仕入れながらやることで、比較的楽に筋トレを習慣化することができると思います。
「筋トレを継続してやれるようになりたいとは思うけど、気づいたらやらなくなってる」という人に是非読んでほしい一冊となっています。

はかどる神iPad

4冊目は『はかどる神iPad』です。
この本はiPadを使っている人はもちろん、iPadを買ったばかりの人やiPadを買おうか迷っている人にも読んでほしい一冊です。
そのくらい僕は読んでよかったと思っています。
「iPadを持つことでどのような生活ができるのか」「効率的にiPadを使う方法」「仕事への活用法」などが書かれています。
また、著者以外のiPad使いの方がどのように使っているかも書かれています。
この本を読むことで「iPadを買いはしたけど、動画視聴端末になっちゃった」「もっとiPadを使いこなしたいけど、一体どうすれば…」などの悩みを解決できる上に、「iPadって使いこなすとこんなに役に立つのか!もっと調べてみよう」と向上心も手に入ります笑
また、買おうか迷っている人はこれを読むことで、自分の生活スタイルや理想のスタイルに合っているかを確認することができるため、買って損する確率を減らすことができます。
僕はこの本を読んだおかげでより一層iPadを手放せなくなりました笑
この本で紹介されていたWebページ全体をスクリーンショットで収める方法は、読んでから試してみたところ、便利すぎて感動しました笑
iPad使いあるいはiPadを買おうか迷っている方々は読んで損しない内容だったと思っています。
最低でも1ページは参考になるページがあるはずです。
僕はスクショを撮る手が止まりませんでした笑
一般文芸
- 誰も死なないミステリーを君に
- 昨日星を探した言い訳
- 麦本三歩の好きなもの
誰も死なないミステリーを君に

一般文芸コーナー1冊目は『誰も死なないミステリーを君に』です。
これは僕が大好きな本で、今年読んだ3巻が面白かったので選出されました。
この本は「事故や他殺など寿命以外で死ぬ人がわかる女子と、その特殊な能力を知っている男子が、協力して事故や他殺から救う」という設定の本です。
この本の良かったところは二つあります。
一つ目は、殺人事件(人は死なない)を解決するという斬新な設定です。
正確には事件を未然に防ぐことで人が死なないようにする過程を描いているのですが、それが他ではみたことがない設定で、気に入っています。
人が死んでいないため、死んだ時刻からアリバイを〜とはいきません。
登場人物それぞれに動機があるか、不自然な発言をしなかったかなどを考え、そこから事件を防ごうとする流れは定期的に見直したくなります笑
二つ目の理由は、表現が面白いことです。
気になって読んでくれる人がいるかもしれないため、具体的には言いませんが、地の文で何かを説明するときの比喩表現などが僕の好みで、読んでいてクスッと笑える感じが大好きでした。
他にも文章が読みやすかったり、伏線でアッと驚けたりと、最初から最後まで楽しめて、読み終わったあとは読み直したくなる素晴らしい作品だったと思います。
一巻を読んでみて、気に入ったら是非続編も読んでみて欲しいです。
昨日星を探した言い訳

一般文芸2冊目は『昨日星を探した言い訳』です。
この作家さんの『いなくなれ、群青』シリーズが好きだったため、読んでみた本です。
自分の声質へのコンプレックスから寡黙になった坂口孝文は、全寮制の中高一貫校・制道院学園に進学した。中等部2年への進級の際、生まれつき緑色の目を持ち、映画監督の清寺時生を養父にもつ茅森良子が転入してくる。目の色による差別が、表向きにはなくなったこの国で、茅森は総理大臣になり真の平等な社会を創ることを目標にしていた。第一歩として、政財界に人材を輩出する名門・制道院で、生徒会長になることを目指す茅森と坂口は同じ図書委員になる。二人は一日かけて三十キロを歩く学校の伝統行事〈拝望会〉の改革と、坂口が運営する秘密地下組織〈清掃員〉の活動を通じて協力関係を深め、互いに惹かれ合っていく。拝望会当日、坂口は茅森から秘密を打ち明けられる。茅森が制道院に転入して図書委員になったのは、昔一度だけ目にした、養父・清寺時生の幻の脚本「イルカの唄」を探すためだった――。
「昨日星を探した言い訳」 河野 裕[文芸書] – KADOKAWAより引用
と、説明力不足で引用の力を借りさせていただきました。
こんな感じのあらすじです。
この本はストーリーも良いのですが、個人的には言葉選びの綺麗さと、登場人物達の信念を曲げない感じが好みでした。
この作者の本は、描写や会話時に使われる言葉が丁寧で、スルッと入ってくるところが好きで読んでいて、この作品も例に漏れず僕の大好きな言葉選びだったので、読んで良かったです。
また、登場人物それぞれがその人なりの人生観のようなものを持っていて、それを曲げないように生きている様子がかっこいいのも好きなポイントでした。
正直学生の精神年齢ではないと思いましたが笑
あと、主人公とヒロインの距離感が理想的で、恋愛物としても面白かったです。
描写の仕方、登場人物、ストーリー全てが良かったので、全人類に読んでもらいたい作品です笑
電子版なら特典でショートストーリーがついてくるらしいので、買うなら電子版をお勧めします。
僕は紙で買ったのですが、電子で買い直そうか全力で迷っている最中でございます笑
麦本三歩の好きなもの

3冊目は『麦本三歩の好きなもの』です。
この作品のいいところは、平凡な生活の楽しみ方を知れるところだと思っています。
大きな事件が起きることもなく、解決するべき問題があるわけでもなく、ただ平和な日常がある作品です。
ちょっと嫌なことがあっても、ほんの少しいいことがあると、すぐに嫌だったことを忘れて、目の前の楽しいことに飛びつく主人公を見ていると、自分の悩みの9割がどうでも良くなる感じがします笑
この本を読んで一番良かったことは、自分の機嫌の取り方がわかったことです。
嫌なことがあった時に、この主人公のようにちょっと美味しいもの食べるとか、行ってみたかった店に行くとかで、沈んだ気分を持ち直せるようになりました。
あと、シンプルに主人公の思考が面白くて、読んでいて楽しかったです笑
短編集なので、毎日寝る前に一つ読んで寝る生活がお勧めです。
ラノベ
- 千歳くんはラムネ瓶のなか
- お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
- ノーゲーム・ノーライフ
- ようこそ実力至上主義の教室へ
千歳くんはラムネ瓶のなか

というわけでラノベコーナーです!
ラノベコーナー1冊目?1シリーズ目?は『千歳くんはラムネ瓶のなか』です。
以下あらすじを引用させていただきます。
主人公は、超絶リア充。
『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』
学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。
圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。
仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――?
千歳くんはラムネ瓶のなか | 小学館 (shogakukan.co.jp)より引用
買おう買おう読もう読もうと放置すること実に2年!
ついに読みました!
という作品で、ずっと積読になっていました笑
感想を一言で言うと「なんで読んでなかったんだよアホが!」です。
でも、二言目は「一気読みできたから許すわ」でした。
というくらい面白くて、一気に読めて良かったと思いました。
1巻は作品の雰囲気を感じるための巻で、2巻以降で爆発したって印象でしたね。
なんか、気づいたら推しが4人くらいできてて、ヒロインレースを見るのが辛いです…
いいところはその巻ごとのヒロインが可愛いことと、キャラ達の掛け合いが面白いことです。
この小説は各巻ごとに誰々の回と決まっていて、それぞれが活躍します。
その担当ヒロインが毎回めっちゃ可愛いんですよね。
2巻読んで「このキャラ好きだわ」ってなって、3巻読むと「あれ…?このキャラも好きだな…」ってなります。
これが4巻5巻と続いていくのでたまったもんじゃないです笑
また、恋愛パートとネタパートのバランスが良かったのも気に入った点でした。
ずっと恋愛パートだと疲れてしまいますが、ネタの比率が多すぎてもそうじゃないんだよなぁってなってしまいますよね?
そこのバランスが絶妙で、テンポ良く話は進んでいくけど、ネタを入れて少し落ち着く、みたいになっていて気づいたら読み終わっていました笑
完結してない作品が苦手な人以外は読む価値がある作品だと思うので、よければぜひ読んでみて、誰が好きだったかをTwitterで教えてくれると嬉しいです笑
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

ラノベコーナー2冊目は『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』です。
正直今年一番読んで良かった本って説あります。
そのくらい好みの作品でした。
ひとまずあらすじをご覧ください。
藤宮周の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。
自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。
家族の繋がりに飢え、次第に心を開いて甘えるようになる真昼と、彼女からの好意に自信を持ちきれない周。素直でないながらも二人は少しずつ距離を縮めていく……
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」特設サイト|GA文庫 (sbcr.jp)より引用
ざっくり言うと超絶甘いラブコメです。
他のラブコメがコーヒー牛乳だとしたら、この作品は砂糖のコーヒー割り(9:1)みたいな甘さです。
ヒロインは一人だけな上にその一人が尋常じゃない破壊力を持っているので、普段好きなキャラが負けヒロインになって辛いって人にお勧めです笑
僕は救済されました。
正直この作品に関しては対して語ることはありません。
全ラブコメ好きは読むべきだと思います。
以上!

ノーゲーム・ノーライフ

ラノベコーナー3冊目は『ノーゲーム・ノーライフ』です。
めっちゃ有名なので超ざっくりな説明だけで。
現実世界で無敗のゲーマー兄弟がゲームで全てが決まる世界に転移して世界征服するお話です。
アニメは見てましたが、小説を読み始めたのが今年で、今まで読んでなかったことを後悔しました。
アニメでやっている部分でも小説の方が詳しく書かれてますし、アニメ後の部分がカッコよすぎました。
後半で怒涛の伏線回収してくれる系の小説よくないですか?
「こうなるのかな?」とか「こういうことかな?」とか予想が片っ端から外れて、全部その上をいかれる感じが読んでて楽しいです笑
伏線回収系が好きな人でアニメまでしか見てない人はぜひ読んでほしいです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
語りすぎないように気をつけようと思ったのですが、抑えきれなかった部分もあり申し訳ないです。
この記事で紹介した本を読んだ感想やこの本お勧めだよーってのがあればぜひTwitterまでお願いします笑
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