こんにちは。GoodNotesを使っている皆さん、GoodNotesを使いこなせていますか?
「「初期設定のまま使っている」「設定変えたいけど、何をどうすれば良いかわからん」「色々機能あるけど、把握しきれていない」という人も多いのではないでしょうか。 使い始めは何がなんだかわからないですよね。
この記事では、前半でおすすめの設定や機能を、後半でショートカットの使い方やおすすめのテンプレートを紹介していきます。
この下に見出しがあるので、自分が知らない機能や興味がある機能だけでもみて帰ってください!
- 設定を変えてもっと使いやすくしたいひと
- 便利な機能を知ってGoodNotesを使いこなしたいひと
- ショートカットを設定して時短したい人
- テンプレートを使ってGoodNotes活用の幅を広げたいひと
すでに知っている設定や機能がある人は、見出しを活用して知らなさそうな見出しだけ見て見てください。
GoodNotesの有料版と無料版の違いに関する記事はこちら↓
やらないと損な設定
まずは僕的にやらないと損だと思う設定から紹介してきます。
一度設定したらあとは触らなくて良いので、是非やってみてください。
消しゴムの自動選択解除と消し方の設定
自動選択解除
一番最初にやってほしい設定は「消しゴムの自動選択解除」です。
この設定は特に非純正のペンを使っている人に強く勧めています。
自動選択解除を設定すると、消しゴムを使用自動選択解除を設定すると、消しゴムを使用して、画面からペンを離したタイミングで、その前に使っていたペンに自動で戻ります。
使っていたペンに戻るというのは、ペンだけでなく、投げ縄ツールなどを指します。
純正のペンであれば、消しゴムとペンの切り替えを簡単にできますが、非純正のペンではそうはいきません。
いちいち消しゴムで消した後にペンを選択し直すのって、地味に面倒ですよね笑
方法は簡単で、ツールバーの消しゴムを2回タップして、「自動選択解除」をオンにするだけです。

動画でも解説しています。
消し方の設定
次は消し方の設定についてです。
GoodNotesでは、消しゴムを使った時の消し方が3パターンほどあります。
それぞれの名称と特徴は以下の通りです。
- 正確な消しゴム•••消しゴムで触れたところだけを消す
- 普通の消しゴム•••触れた周辺も消す
- ストローク消しゴム•••触れた線と繋がっている分(一筆分)を消す
人によってどれがいいかは変わると思いますが、とりあえず最初は「普通の消しゴム」か「正確な消しゴム」を設定しておくことをおすすめします。
ストローク消しゴムは癖が強いので、存在を覚えておいて、必要になったら使うくらいで良いと思います。
ツールバーの消しゴムを2回タップし、以下の写真のところから好きな消しゴムを選ぶことができます。

スクロール方向の変更
GoodNotesは特に設定しなければページは横スクロールですよね。
これを縦にした方がノートが見やすくなったり、書き込みやすくなったりします。
縦にした方がいいと考える理由は二つあります。
一つ目は、ノートを作っている時に、中途半端なところで切れても見やすくなることです。
何かをまとめるノートを作っている時などに、どうしても収まりが悪くなる時ってありますよね。
そのような時、横スクロールだと内容がぶつ切りになってしまい、見にくくなってしまいます。
縦スクロールなら、下半分と上半分を同時に表示させれるので、中途半端になった時の悲しみを軽減できるので、おすすめです笑

縦スクロールにした方がいい二つ目の理由は、ページの下部に書き込みやすいことです。
iPadは通常のノートより厚みがあるため、下の方に書く時に段差があり少し書きづらいことがあります。
そこで、縦スクロールにすることで、ページ下部を画面の中央付近に持ってくることができ、書き込みやすくできます。
以上の理由から、スクロール方向は縦のほうがいいと考えています。
ペンの色のカスタム
これは、デフォルトのペンの色を赤・青・黒以外にしたい人向けの設定です。
また、別の記事でペンの色の変え方と増やし方について説明しています。

GoodNotesのペンの色は通常赤、青、黒の三色が設定されていて、ワンタップで切り替えることができます。
ただ、中には「青より緑の方がいい」「赤じゃなくてオレンジにしたいなぁ」という人もいますよね。
そのような人は以下のツールバーのペンの色どれかを2回タップして、以下の画面から編集することができます。

具体的な操作の流れやカラーパレットで詳細な色の設定をしたい人は以下の動画をご覧ください。
一本指でパン
ここでは一本指で画面をスクロールできるようにする設定を紹介します。
この設定をしないと、毎回二本指でスクロールしなければならず、一本でスクロールしようとすると線が引かれてしまいます。
他のアプリを使う時に二本指でスクロールすることはないため、一本指でパンを設定した方が快適に使えるようになると思います。
設定の仕方はまず、GoodNotesのホーム画面右上の設定ボタンから「設定」を押します。
その後、以下の画面で「スタイラス&パームリジェクション」を選択します。

そこで「一本指でパン」にチェックを入れれば完了です。

流れを見たい人ように一応動画もあります。
使いこなすための機能説明
次はさらにGoodNotesを使いこなすための機能説明です。
知らなくても使えるけど、知ってるとより便利になる機能を紹介していきます。
テンプレートの変更
これはプルでページを追加する時の、追加するページ形式の設定です。
ノートを取る時に白紙がいい人は白紙、罫線付きがいい人は罫線付きを選択することで、ページを追加する時にいちいち「ページを追加」から選択する手間を省けます。
さらに、自分の好きなテンプレートを追加することもできます。
標準装備のテンプレートの中に好みのものがない場合、ネットで外部テンプレートを拾ってきて、それを設定することもできます。
外部テンプレートとは誰かが「GoodNotesでこういうページあれば良いのに」という思いから作り、公開しているものです。
そのため、テンプレでは手の届かなかったところまでカバーされているものが多くなっています。
自分の使い方に最も合っているテンプレを見つけることが、快適にGoodNotesを使うコツです。
どんなサイトに行けばいいテンプレを見つけれるのかわからん!って人のために「おすすめのテンプレート」を後述しているので、よければそちらをご覧ください
テキスト入力
GoodNotesはノートアプリなので、どうしても手書きのイメージが強いですよね。
しかし、実は活字を入れることもできます。
ノートアプリでわざわざ「テキスト入力する意味ある?」と思う人もいると思いますが、意外と使えるタイミングがあります。
例えば、Kindleで本を読んで、その内容をGoodNotesに貼り付けたい時です。
Kindleからそのままコピペした場合は、改行の兼ね合いが悪く、見た目が整わないことがあります。
そこでテキスト編集を使うことで改行したり、文字サイズを変えたりできます。
他にも、文字をテキスト入力して、それぞれの関係を表す矢印や線をGoodNotesで書くという使い方もありますね。
以下の記事でフォントや色など、デフォルトの設定を変える方法などを紹介しています。
実際にテキストボックスを使ってみようと思った方は見てみてください!
テキスト入力の仕方は動画でも解説しています。
写真の追加/挿入
ここでいう写真の追加は「その写真をページとして追加すること」を指します。
そして、写真の挿入は「写真をノートに貼り付けること」です。


写真をページとして追加
まず写真の追加を使う場面としては、電子書籍に直接書き込みたいと思った時などです。
例えば、Kindleで本を読んで、よかったページだけを保存して、メモを書くことなどができます。
こうすることで、GoodNotesで「読み返したい部分だけまとめて、書き込みをしたノート」のようにでき、とても便利です。
書き込みをしなくても、読み返したいページの読み返したい部分に線を引く、とかでも十分便利です。(僕はこの方法)
デメリットは本に直接書き込むような形のため、余白が限られることです。
写真をノートに挿入(貼り付ける)
次に写真の挿入を使う場面は、その写真に対して、たくさん注釈をつけたい時です。
例えば、グラフの写真に対して「何のグラフか」「何を表しているか」「データ元は何か」などの注釈を入れたい時です。
ページとして追加していると余白がなくなる可能性がありますが、ノートに挿入していればサイズや位置を調整して書き込むことができます。
デメリットは位置やサイズの調整など、少し手間が増えることです。
「ページとして追加」と「ノートに挿入」はどちらが優れているとかではなく、使い分けが重要だと思うので自分に合った使い方を見つけてください。
なげわでできること
文字、テキスト、写真別々に操作
僕の中でのもっと早く知りたかった機能ランキング第一位です笑
投げ縄はデフォルトでは範囲内の要素を全て選択し、まとめて移動させます。
しかし、実は設定を変えることで特定の要素だけを移動させることができます。
例えば挿入した写真に書き込みをしたい時です。
文字の位置を調整したいと思っても、通常の投げ縄では文字と一緒に写真も移動させてしまいます。
そこで投げ縄の設定をすることで、書いた文字だけ(もしくは下の写真だけ)を動かすことができます。
設定自体はとても簡単で、投げ縄を2回タップして以下の画像のような画面にします。
そこで、チェックを入れたり外したりするだけです。
(チェックが入っているものにだけ、投げ縄の影響が及ぶようになります)

コピペ、サイズ/色の変更
正直一個前の項目が個人的なハイライトでした笑
が、コピペ、サイズ/色の変更も知らないととても損をするので紹介させていただきます。
コピペは「この書き込み、次のページに移動させたいな」って場面で役立ちます。
ページ間移動は、普通に投げ縄で移動させようとしてもページの下に潜り込んでしまってできません。(私の設定が悪いわけではないと切に願っています)
そこで私は、コピペで別のページに移動させています。
また、サイズや色の変更は「とりあえず全部黒で書き殴って、後から諸々調整するわ」という人に特におすすめです。
メモ書きで大きく書きすぎた文字を小さくしたり、重要な部分を赤に直したりすることでわざわざ書き直さなくても綺麗なノートに直すことができます。
どちらも使い方は、変更したいところをただ投げ縄で囲って、その中を適当にタップするだけですので、お手軽で助かります。
タップしたらあとはサイズ変更や色の変更など、やりたい操作を選ぶだけです。

一応やり方の動画も載せておくので、よければご覧ください。
テキストへの変換
テキストの変換とは、手書きの文字を活字?にしてくれる機能です。
変換してからコピーしてGoodNotesに貼り付けることで、手書きのメモを整理するなどができます。
ただ、テキストへの変換という機能のメインは、変換したテキストをLINEやリマインダーに送れることだと僕は思います。
勉強している時にふと思い出した用事を書き殴って、後からリマインダーに送信するという使い方できるからです。
具体的な操作方法ですが、変換したい文字を投げ縄で囲んで、「変換」を押すだけです。
押した後は、右上の共有ボタンからコピーしたりリマインダーに送ったりすれば完了です。

左上の四角四つあるマークからできること
何のことかというと、下の画像の緑で囲まれている部分のことです。

- ページの並び替え
- まとめてページ操作
- アウトラインへの追加・確認
ページの並べ替え
これは四角のマークでできる最も基本的な操作です。
ノートを取っている時や資料に書き込んでいる時に、ページの順番を入れ替えたいと思ったら、この四角のところからできます。
操作はとても簡単で、「四角を押す→並び替えたいページを長押し→入れたいところにスワイプ」をするだけです。
ちなみに、長押ししてページを画面の端に持っていくとそのページとその時開いているノートでSplit Viewにできます。
まとめてページ操作
四角を押して出てくるページ右上の選択から、ページを選択してコピー・書き出す・ゴミ箱に入れるなどの操作をまとめてできます。
いずれの操作も複数個選んでできると作業が楽になるものばかりですよね。
20ページ中10ページをゴミ箱に入れたい時、一つ一つやるとキリがないですし笑
右上の「選択」を押すと、以下のように、ページとそれに対する操作を選べるようになります。
例えば、書き出したいページをいくつか選択して、まとめて書き出すなどができます。

アウトラインへの追加・確認
アウトラインってなに?って人も結構いるのではないでしょうか。
アウトラインとは登録したアウトラインに追加したページだけ見ることができるというものです。
資格の勉強をしてる人などは、アウトラインに各項目の先頭のページを登録することで、確認したい内容にすぐ飛ぶことができます。
他にも、各項目のまとめのページだけを登録するなども効果的かもしれません。
アウトラインへの登録方法は二つあります。
一つ目は、登録したいページを開いて、右上の「•••」から「このページをアウトラインに追加」を選択する方法です。

二つ目は左上四角を押して、登録したいページの右下の矢印から「ページをアウトラインに追加」を選択する方法です。

そして、登録したものは左上四角の「アウトライン」から確認できます。

正直文章ではわかりづらいと思うので、よければ動画の方をご覧ください。
手軽にQuick noteを開く方法
皆さんはGoodNotesでメモを取りたい時どうしていますか?
急いでいる時に新しいノートを作るのは手間ですよね。
そしてQuick noteも普通に開こうとすると、言うほどQuickじゃなくないですか?笑
そこで、少しでも早くQuickを開くためのテクニックを紹介したいと思います。
GoodNotesを開くと、左上に「新規」という枠があります。
通常ならそこをタップしてノートを作ったり、Quick noteを開いたりします。
が、実はその「新規」をダブルタップするだけでQuick noteを開くことができるのです。
これに気づいた時は「もっと早く教えろよ!」と1人で叫びましたね笑
地味ですが、Quick noteを頻繁に使う場合はとても大きな時短になります。
具体的にどんな感じになるのかを見たい人は以下の動画を見てみてください。
コメント機能
コメント機能はノートに文字を表示せず、タップすると文章を見れるようにする機能です。
下の画像の黒丸に数字が書かれているところがコメントを書き込んだところで、タップすることでコメントを見ることができます。

これを使うことでごちゃごちゃしているノートを整理したり、メモを取っている時にわからなかったことを「後から調べる」とチェックをつけたりすることができます。
逆に後から見返した時にパッと見でわかるようにしておきたいメモなどを残すのには向いていないため、使う時は気をつけましょう。
使い方は簡単で、コメントを残したいところを長押しして「コメントを追加」を選ぶだけです。
このコメントをタップして、「解決」を選択すると消すことができます。
また、右上の「・・・」から「解決したコメントを表示」をオンにすると非表示状態から戻せるので、「解決したけど残しておきたいメモ」などがある時はこれをオンにしましょう。
実際に使っているところは以下の動画で確認してみてください。
簡単にできるショートカット
次は簡単にできるショートカットを紹介します。
設定は簡単ですが、一度設定するだけでそれ以降ずっと少しだけGoodNotesが使いやすくなるようなショートカットを2つ紹介したいと思います。
特定のノートをショートカットで開く

ショートカットの右側の検索欄にGoodNotesと入力すると、よく使うノートが選択肢に出てきます。
この中からショートカットで開きたいノートを選択すると、ワンタップで特定のノートを開けるようになります。
GoodNotesを使っていると、どんどんファイルが増えていって、よく使うファイルを開きづらくなりませんか?
ショートカットを使えば、毎日開くとわかっているノートをホーム画面に表示することもできます。
ちなみに、アイコンも変えることができるため、全部同じ見た目で区別つかん!という事態は防げるはずです。
ワンタップでKindleとSplit Viewする

写真のようなショートカットを作ると、ワンタップでGoodNotesとKindleをSplit Viewで開くことができます。
また、私は簿記の勉強で電卓を使うため、Slide Over状態で電卓が出てくるように設定しました。
このSlide Overの部分に写真を入れると、写真の貼り付けをスムーズに行えるようになります。
通常、Split Viewをする際は二つのアプリをおさなくてはならないため少々面倒です。
さらにそこから使いたいノートを開くとなるともっと面倒ですよね。
使用頻度が高ければ高いほど面倒だと感じる機会が多くなると思います。
しかし、このショートカットを使えば、ワンタップで必要なノートまで開いてくれて、さらに設定によってはSlide Overに必要なアプリまで開くことができます。
よくSplit Viewを使う人はやって損しない設定ですので、是非動画を見て設定してみてください。
おすすめの外部テンプレート
GoodNotesには最初からたくさんのテンプレートが入っているため、外部からわざわざ付け足さなくてもどうにかなりはします。
ただ、GoodNotesを使い倒したい人には是非外部テンプレートを活用していただきたいと思っています。
外部からカレンダーのテンプレを持ってくれば月間カレンダーに予定を書き込んだり、その日の日程を立てたりすることができます。
また、メモを取るために使う場合も「こんな形式のノートがあればなぁ」という欲求を満たしてくれる可能性があります。
以下では私が愛用しているテンプレートを紹介したいと思います。
汎用性ならソニーさんのテンプレ
まずはソニーさんのテンプレートです。
「ソニー テンプレート」で検索すれば出てくるサイトで、ノート用紙やデイリースケジュール、方眼紙やToDoリストなど、さまざまなテンプレートがあります。
https://www.sony.jp/digital-paper/support/template/
私はこのサイトのデイリースケジュールを愛用しています。

前日の夜寝る前に、次の日のタスクや予定をここに書き込むことで、次の日朝起きてからスムーズに行動できるので気に入っています。
メモの欄は、買い物に行く時に買うものをメモする等で使えます。
これ以外にもいろんなテンプレがあり、汎用性が高いため、外部テンプレートを初めて使う人は一度は覗いて損はないと思います。
カレンダー特化ならパソコンカレンダー
先ほどのソニーさんとは違い、こちらは月間カレンダーに特化しています。
月間カレンダーのテンプレが欲しいという人にはここをお薦めしています。
https://www.pasokoncalendar.com/calendar-sp1000.php?year=2022
このサイトのいいところは月間カレンダー特化している分、色や構成の自由度が高いところです。
サイト下部には「オリジナルカレンダー作成」という欄があり、ここから好きな色や構成のカレンダーを作ることができます。
開始月を指定し、ページ数を入力すれば、先一年分のカレンダーを作ることができます。
フォントや曜日の始まりなども指定できるため、こだわりがある人には刺さるのではないでしょうか。
私はそこまでこだわりがありませんが、色を自由に設定できるのが好きでこのサイトを愛用しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
一つでも役に立ったとおもっていただければ幸いです。
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